太鼓を叩いて
歩く舞い踊る

「TAIKO WALK CONFERENCE」は、打楽器「TAIKO:太鼓」と「WALK:歩く」のシンプルな要素の組み合わせが下地となっています。

代表を務める韓国太鼓演奏家・チェジェチョルはこれまで、日韓の国際交流や、舞台の共同制作公演を通じた両国の芸能交流に関わってきましたが、その過程で、両国には数多くの「叩き歩く」文化があることを知りました。例えば日本の踊り太鼓の芸能、韓国の民俗芸能農楽など「叩き歩く」ことが軸となり、その動きが発展した「舞い踊る太鼓」は他に類を見ない高い芸術性と躍動感を持っています。

しかしその醍醐味は一般的にはまだあまり知られていません。さらにコロナ禍において、国際的な文化交流は勿論、日本国内でも「他人と交流」すること自体が難しくなっています。

本来、歌、楽器、踊りなどの芸のチカラを通じて、人と人がつながり合う社会を築くことが、文化芸術そして人々の暮らしになくてはならない本能的な欲求であると感じます。

今こそ、日韓及び日本国内のアーティスト達の連携を図り、舞台公演の他、文化交流やワークショップを通じて、文化と触れ合える暮らしを取り戻すきっかけを創りたい。それがTAIKO WALK CONFERENCEの役割であり、活動の目的と考えています。

令和 3年  5月  28日
代表 チェジェチョル

二千五百キロの
歩き旅で触れた
土地の文化と音楽

 

生の音に触れる
タワコの音楽会

生の音楽に触れる機会が減ってしまったコロナ禍。急速に進化するデバイスを通じて人の耳に入る音楽は、「音を楽しむ」というよりも「音の情報伝達」という趣きが強くなってしまっているように感じえません。その瞬間、その空間で湧き上がってくる閃きや、「喜怒哀楽」様々に揺れ動く感情を楽器の音色に乗せて表現する音楽家達。その生の音や、いきいきとした心の模様を音楽会を通じて日本全国のファンに届けたいと願っています。

 

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